東京理科大学近代科学資料館 企画展「富士山観測」

  • 2024年9月26日(木)~12月14日(土)
    水・木・金曜日 12:00~16:00
    土曜日     10:00~16:00
    ※日・月・火曜日は休館日です。

  • 東京理科大学近代科学資料館 2F 多目的室
    [アクセス]
    ・JR「飯田橋」西口徒歩4分
    ・地下鉄「飯田橋」B3出口徒歩3分
    ※駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。

  • 東京理科大学の前身である東京物理学校の創設者21人を紹介するシリーズ第2弾です。

    本展示では、中央気象台(現在の気象庁)で日本の気象事業の発展に貢献した中村精男と和田雄治に焦点を当てます。

    長州藩出身の中村精男(1855-1930)は、幼少期に松下村塾で学び、東京大学理学部卒業後、内務省に奉職。ドイツ留学を経て中央気象台技師となり、第3代中央気象台長を28年間務めました。また、同じ時期に第2代東京物理学校長となり、34年間にわたりその職にありました。

    陸奥国二本松藩出身の和田雄治(1859-1918)は、東京大学理学部卒業後、内務省に奉職、中央気象台では台長に次ぐ職位に就き中村台長を支え、在職中、気象学者の野中至(到)の富士山越冬気象観測に協力しています。その後、朝鮮総督府観測所長となり、朝鮮半島の気象事業の推進に尽力しました。

    彼らが行った明治期における富士山観測の意義や、気象観測や気象予報の進歩を模索した歴史を通して、創設者の人物像を探るとともに、気象や天気予報への興味を深める展示を行います。

    ※入館無料です。

  • 予約不要
  • 東京理科大学 近代科学資料館
  • http://www.tus.ac.jp/info/setubi/museum/
  • 03-5228-8224 (開館時間のみ)